植物生態学

植物生態学

大原 雅 著
A5判・上製本・352頁
定価 (本体3,800円+税)
ISBN978-4-905930-22-8
2015年3月25日

「植物生態学」は多彩な学問の融合の場

 植物生態学は,多彩な研究分野の融合の場である。植物には大きな特徴が二つある。「動物のような移動能力がないこと」と「無機物から生物のエネルギー源となる有機物を合成すること」である。この特徴を背景として,植物たちは地球上の多様な環境に適応し,生態系の基礎を作り上げている。
 本書は,著者自身が,自らの専門分野に対して「植物生態学とは?」という自問から始まった。その自答として,植物に関わる「生態学の概念」,「種の分化と適応」,「形態と機能」,「個体群生態学」,「繁殖生態学」,「群集生態学」,「生物多様性と保全」などが14章にわたり紹介されている。
 研究者は,無我夢中で自らの研究を追求するため,学問の全体像を俯瞰して見ることを忘れてしまうことがある。本書から「植物生態学」が,基礎から応用までの幅広い研究分野を網羅した,複合的学問であることを,実感していただけることであろう。

1 生態学と生物の分布
2 生命誕生の歴史
3 生態学における種の概念
4 種の分化と適応
5 植物の構造と機能
6 植物の繁殖様式(1)—有性生殖と無性生殖—
7 植物の繁殖様式(2)—多様な有性繁殖システム—
8 植物の物質生産
9 植物の個体群構造
10 生態学における集団遺伝学の役割
11 繁殖様式と個体群の遺伝構造の解析
12 植物群集のダイナミクス
13 生物多様性
14 保全生態学
用語解説
引用文献
おわりに
人名索引 
事項索引

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